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日銀の異次元緩和の猛威
日銀の異次元緩和については、もはや熱狂は終わって、株式相場も為替相場も反動安を懸念する専門家が多い。中には「株価もドルもいったん天井を打った」などと戯言をいう脳天気な人もいるが、こんなもので異次元緩和を織り込んだと思うのは大間違いだ。

確かに、株も為替も、急騰後の利食い局面に差し掛かっているのは間違いない。株も円も、だいたい4〜5年ぶりの高値・安値水準に達したわけで、利食いが出るのは当然である。しかし、日銀が2年間でマネタリーベースを2倍の270兆円に拡大するという金融革命にも近い量的緩和を宣言した以上、それをわずか数日で相場が織り込むと思う方がどうかしている。

今日は売買代金上位にメガバンク3行や野村ホールディングス、トヨタ自動車、キヤノン、三菱地所、三井不動産、三菱商事など主力株が名を連ねた。外国人なのか国内投資家なのかは不明だが、大口の機関投資家の買いが入ってきているのは間違いない。

そんな中で、今日は任天堂(7974)が急伸したのが気になる。株価は1240円高の1万1840円(東証終値、メインは大証)と2桁の値上がり率になった。上場企業の中で任天堂は円安メリットが最大級の銘柄であり、それを見越した買いが入ったと考えるのが自然だろう。

引き続き、NECキャピタル(8793)やアイフル(8515)、Jトラスト(8508)などを大化け候補として見ているが、この任天堂やファナック(6954)、キヤノン(7751)なども投資妙味が増しているように思う。