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夜明け前が一番暗い
前回、月曜日のブログで「日本株は今日で三番底を打った可能性が高いと見ている」と書いた。現状はその方向で推移しているので、内心ホッとしている。相場の天底を予想するのは非常に難しく、私のように毎週講演会で投資家に接していると、予想を外した時は針のむしろ状態である。その点、投資家とほとんど接点がない専門家は気軽に予想できて羨ましい。

日経平均は月曜日に1万4203円の安値をつけた。これはちょうど1カ月前の安値1万4214円に並ぶ水準である。日経平均は今日、後場の寄り後で一時100円以上下げる場面があったが(安値は1万4302円)、2時過ぎにはここから300円以上急騰して1万4663円の高値をつけている。

3月の立ち会いもあと6日を残すのみとなり、ヘッジファンドなどの貸し株の返済や配当取りの動きを考えると、今日、明日あたりは株式の現物需給が1年のうちで最もタイトになる頃合いだ。にもかかわらず、一部の投機筋は今日、先物を売り仕掛けてきたわけで、それが後場になって踏み上げられたという格好である。

では、今日売り仕掛けてきた投機筋の売りの根拠は一体何だったのか。正直よくわからないが、一部の日本の機関投資家がかなり大規模な決算対策売りを出しているようで、そこらあたりが売りの手掛かりになっているのではないか。もしそうだとしても、それは明日でほぼ一巡すると見ていいだろう