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まさかの日銀追加緩和で年初来高値更新
日銀追加緩和の第一報がもたらされたのは、午後1時40分過ぎのことだった。ちょうど日経225先物をパソコンの画面に表示させながら、来週火曜日発売の日刊ゲンダイの原稿に取り掛かるところだったので、225先物が一気に400円高、500円高と急伸して行くのを見て、すぐに日銀が追加緩和を決めたのだとわかった。

結局、日経平均は現物で755円高の1万6413円と年初来高値をほぼ1カ月ぶりに更新して終わったものの、午後4時半から始まる夕場(ナイトセッション)では、さらにそこから200円高の1万6620円(午後5時現在)まで上がっている。つまり、きのうの終値に比べると950円高ということだが、それだけ今回の追加緩和は大サプライズだったということだ。しかも、欧米の機関投資家は一部のヘッジファンドを除いて寝ている時間帯なので、ヘッジ分を含めてショートカバー(空売りの買戻し)が全然間に合っていないはずだ。おそらく連休明けの火曜日は、大変なことになっているのではないか。

今日は量的緩和関連の最右翼に位置付けられているアイフルとケネディクスが揃って一時ストップ高し、大引けでもアイフルがストップ高目前の77円高、ケネディクスが73円高で、ともに東証値上がり率ランキングの2位、3位となった。アイフルと同じくノンバンク株では、値上がりランキングの7位にリースのFPG、15位にアコム、20位にSBI、22位にオリックス、25位にポケットカード、30位にアプラスがランクインした。

不動産株も6位に三菱地所、11位にテーオーシーなど、上位30社に13社ランクインしている。この点でノンバンクではきのうの決算発表が芳しくなかったものの、オリコ(8585)の出遅れが著しいと言える。オリコはアベノミクス相場の初期に、2カ月で145円から439円まで3倍に化けた実績がある。今日は192円から234円までぶっ飛んだが、7月の高値298円は射程圏に入るだろう。

円安も急速に進んでいるので、値がさの輸出関連を含めて、10月に大きく下押しした銘柄のリバウンドを取りに行く局面だと思われる。