ミョ
● (本文)日本と世界の最新情勢分析 〜“潮目”の予兆を探る〜
●ロシア勢において地政学リスクを巡る騒動により天然ガス生産が著しく低減
 している旨“喧伝”される展開。結果としての「石炭」へのシフトに要注意
 (パラメーター番号:パラメーター75)
 (重要度:★★★)
―ロシア勢のガスプロムによる天然ガスの生産量が歴史的な少なさであることが
 明らかになる展開。具体的には、地政学リスクによるインパクトでの減少
 である由:
(参考: http://www.spiegel.de/wirtschaft/unternehmen/gazprom-produktion-von-gaskonzern-auf-niedrigstem-stand-a-1010264.html)
―ポイントは、米欧勢が今次金融メルトダウンを通じて画策しているのは事態の
 収拾ではなく、混乱の維持と拡大を通じた世界史の刷新である可能性が極めて
 高い点。いわゆるエネルギー・シフトもそうした文脈で用いられてきている
 ことをまずは認識すべき。
―この文脈で重要なのは、天然ガス、そしてそれが連動している原油を巡る
 混乱によって最終的に利するのは「石炭」である旨、今年(2014年)前半
 からエネルギー・セクターでは“流布”されていたという点。ロシア勢に
 おける事実上の天然ガス減産に鑑みれば、正にそうした展開が目前に迫って
 いるものと分析。そうなった場合、世界全体で偏在はしていないものの、
 それでも石炭埋蔵量の多い地域がハイライトされる可能性が出てくることを
 中心に、引き続き事態の推移を注視すべき展開。


●我が国において長期金利を筆頭に各種の金利が空前の「低金利」へと転落
 し始めているとの情報あり。地銀再編を皮切りにした地方の「崩落」がカギ
 (パラメーター番号:パラメーター34)
 (重要度:★★★)
―我が国において長期金利を筆頭に各種金利が空前の「低金利」へと転落
 し始めているとの情報あり。具体的には、それによって金融機関における
 「逆ザヤ」現象すら生じている由:
(参考: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF25H2P_V21C14A2EA2000/)
―ポイントは、我が国が今次金融メルトダウンとはある意味無関係な形で
 自らの人口動態を理由に、事実上の“デフォルト(国家債務不履行)”処理
 を企図しているという点。そのためにはまず量的緩和を歴史的な規模で
 継続しなければならないことをまずは認識すべき。
―この文脈で重要なのは、いわゆる「逆ザヤ」現象が発生すると、主に
 国債運用によって資金を賄ってきた地方銀行を筆頭に徐々に危機が到来
 するという点。そのため、第2地銀を筆頭とした再編プランが進められる
 ものの、その先にあるのは大量のリストラであることは必定である
 ものと分析。これが起爆剤となって地方経済の崩落が決定的になる中、
 新たな勢力・利権が確定し始めることを中心に、引き続き事態の推移を
 注視すべき展開。